DDLが制作したドキュメンタリー映像「11.6秒の世界」が、神戸新聞に掲載されました。
▶ 神戸新聞「先天性疾患の小5生、障害乗り越え合奏に挑戦 奮闘ぶりを映像化へ」
「11.6秒の世界」とは
「無音の時間」が奏でる世界。ひとと社会の混じりあいを描くドキュメンタリー。
18トリソミーと呼ばれる、生まれつきの重い障がいと生きる少女『さくら』。
両親をはじめ祖父母や妹たちと愛情深く暮らしているなか、ある小さな出会いから、吹奏楽団とともに大好きな曲「にじ」を合奏することに。
中国山地と瀬戸内海に面し、まちの中心を揖保川が流れる、兵庫県たつの市。
その地で暮らす、少女さくらとその家族、たつの市内中学校の吹奏楽部OBが中心となって活動している吹奏楽団ルバート。
本来、一人ひとりが決められた楽譜通りに演奏することがあたりまえのなか、合奏のために用意された楽譜には、少女が表現する音をきっかけに、吹奏楽団が演奏をはじめるアレンジが加えられる。「どんな音が表現されるのか」「その音をいつまで待つのか」という不確かで曖昧な状況と、何かに気づき、感じた想いが、形を変えながら混じり合っていく流れ。無音の11,6秒が問い続ける世界とは。
誰もが誰かを包み込む社会になるための、革新的なソーシャルアクションを手がける「たつのソーシャルインクルージョンプロジェクト」が描く、ドキュメンタリー映画第一弾。